喫茶二次元

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【感想】「坂道のアポロン」

 この作品は、よくある「部活もの」ではない。ジャズをする人たちの「群像劇」と言ったほうがよいだろう。つまりジャズに興味がなくても十分楽しめる。

 主人公とその友人はジャズが接点となっているわけだが、そのデコボコした関係が面白い。フィクションの世界でなくても、人と人との関係はデコボコしていたほうが難しく、そして面白い。そんなことを思い出させてくれた作品であった。

 そして何より、ジャズに夢中な主人公たちの姿に、感化される。

 

 青春とは何ぞや?